江戸時代後半に近藤重蔵が、北海道本島や国後島、択捉島など北方領土の探検にあたりましたが、のち大溝藩(現在の高島市)にお預けの身となり、その間、近江の人々に多くの影響を与えました。

 また、近江商人は、北海道の漁場の開拓などに活躍したほか、北方領土の開発にも深くかかわってきました。

 現在、近江八幡市と松前町、東近江市と江差町が姉妹提携を結んで交流しているのも、そうしたゆかりがあるからです。